ちなみに、金沢文庫へ向かう京浜急行の最終電車は、
００：２４（品川駅発：日祝日は００：００）です。
横浜市内の中心街や東京へ通勤・通学される方にとっては、
とても便利な住環境がそろった街と言えるのではないでしょうか。

参考資料

金沢文庫を起点にした横浜・川崎・東京の主要各駅への所要時間
横浜駅　　（１５分・京浜急行快速特急利用）
川崎駅　　（２４分・京浜急行快速特急利用）
羽田空港駅（４８分・京浜急行快速特急・蒲田駅乗換えの場合もほぼ同様

品川駅　　（３７分・京浜急行快速特急利用）
東京駅　　（５３分・京浜急行快速特急・ＪＲ山手線利用）
渋谷駅　　（５０分・京浜急行快速特急・横浜駅乗り換え東急東横線特急利用）
新宿駅　　（５３分・京浜急行快速特急・横浜駅乗り換えＪＲ湘南新宿ライン利用）

所要時間は、各鉄道会社が発表している時刻表をもとに算出していますので、
実際の所要時間には誤差が生じる場合があります。

また、上記以外にも目的の駅に向かう乗り換えルートがありますが、
ここでは一部を掲載させていただいております。

通勤・通学のアクセスが便利なのは、
お引越しを決める際の重要な条件になると思います。

それに加えて重要な条件になるのは、「生活の場」としての
環境ではないでしょうか。
金沢文庫・金沢八景地区は、鎌倉時代からの歴史のある街ということもあって、
海と山に囲まれた静かなたたずまいを見せる場所が多く残っています。

史跡である称明寺や、県立金沢文庫に所蔵されている資料を見ますと、
源頼朝が鎌倉幕府を開いて以来、歌川広重が描いた浮世絵や、
江戸時代の落語「大山参り」の中で描かれてきた当時の自然にあふれた風景は、
開発とともに姿を大きく姿を変えてしまいました。

鎌倉時代よりの文化遺産を所蔵する県立金沢文庫（左）と、
歌川広重の浮世絵のモデルとなった野島の現在の様子（右）

とはいえ、伊藤博文内閣総理大臣や野口英世、
与謝野晶子などといった、多くの歴史的な著名人が愛した
海と山に囲まれた町並みは、今でもその風情を残しています。